環境製品宣言(EPD:Environmental Product Declaration)



EPDとは

EPDは、原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでの製品のライフサイクル全体(Cradle to Grave)にわたる環境影響を、ISO14040および14044に準拠したライフサイクルアセスメント(LCA)手法で定量的に算定し、ISO14025(タイプIII環境ラベル)に基づき第三者検証を経て公開される透明性の高いレポートです。


EPDの活用

EPDは、製品の環境パフォーマンスに関する客観的な情報として、各種認証制度で活用されています。
建築分野では、LEED(米国)やBREEAM(英国)など、国際的なグリーンビルディング評価システムにおいて、建材の環境性能を客観的に示す証拠となり、建築物プロジェクトにおける環境負荷低減の加点要素として組み込まれています。


TOTOのEPD取得商品

近年、カーボンニュートラルの実現に向け透明性の高い環境データ開示に対する期待が高まっていることを踏まえ、TOTOは主要な商品を対象に、バリューチェーン全体を通じた客観性のある環境影響評価を進めてきました。この取り組みの一環として便器、水栓、ウォシュレットなど代表的な商品でEPDを取得※1しました。
今後も、LCAによってバリューチェーンの各段階における環境影響の把握を進め、その低減に取り組みます。
※1 取得商品・品番によって販売国は異なります。

取得した商品のEPDは、以下のリンク先にてご確認ください。



なお、米国においては、持続可能な建築物に対する意識の高まりを考慮し、衛生陶器・水栓金具などの商品について、2013年からEPDの取得を行っております。
米国市場向け商品のEPDは、以下のリンク先にてご確認ください。

 
 米国市場向けEPD


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